Mozilla Hubsは、バーチャル展示によく使われていました。ブラウザで動き、リンクから誰でも入れるので、先生や学生、アーティストが展示やオープニングに使っていたのです。そのHubsをMozillaは終了しました。アート展示のためのMozilla Hubsの代わりを探している方に向けて、2026年10月6日時点の状況をまとめます。
- MozillaのHubsサービスは2024年5月31日に終了しました。 Mozillaは2024年2月、全社的な事業縮小の一環として終了を発表しました。
- コードは残っていますが、自分でサーバーを用意する必要があります。 非営利団体のHubs Foundationが、自分のサーバーにインストールして使うHubs Community Editionを引き継いでいます。
- 自分で動かすと最低でも月38ドルほどかかります。 Foundationのガイドによると、これはDigitalOceanで動かす場合の目安です。ほかにドメインとメール送信サービスが必要で、設定にはコマンド操作も要ります。
ただ作品を見せたかった人にとっては、大きな変化です。このガイドでは選択肢を比べ、それぞれの費用を時間を追って見ていきます。
サーバーなしで公開できるギャラリーは、たとえばこんな部屋です。
選択肢1:Hubs Community Editionを自分で動かす
アバター、音声、みんなで入れる部屋。Hubsが好きで、そのままの形で取り戻したいなら、Community Editionがいちばん近い選択肢です。ただし、何が必要かは知っておきましょう。
- 毎月払うサーバー代:Foundationの入門ガイドの見積もりは「最低でも月38ドルほど」で、同時に30〜60人ほどに対応します。
- 技術的なセットアップ:ガイドは「コマンドライン(文字でコンピューターを操作する画面)を使いこなせること」を前提にしていて、所要時間は45分〜2時間。じっくり進めるともっとかかります。
- 3Dツールでの部屋作り:部屋はBlenderやSpokeで作り、3Dファイルとして読み込みます。
- 保守は自分で:アップデート、稼働の維持、セキュリティは自分の仕事になります。
IT担当のいる学校や、ライブイベントを運営するスタジオなら、その価値はあるでしょう。でも、今週中に展示を公開したいアーティストには、たいてい向きません。
選択肢2:運営会社がホストするマルチプレイヤーのサービス
サーバーの手間はなくなり、みんなで同時に入れる空間という考え方はそのままです。ただ、ほとんどが月額制で、アートより会議やイベント向けに作られています。
- FrameVR:同時8人までの無料の試用プラン。有料のスペースは1つにつき月10〜200ドル。
- Metasteps(Artstepsの後継):月14〜99ユーロ+クレジット。スマホのブラウザは「推奨しない」とされています。
- Spatial:個人はもう使えません。2026年7月27日にクリエイター向けのホスティングを終了しました。
選択肢3:展示のために作られたブラウザのギャラリー
Hubsを使っていた目的が作品を見せることだったなら、リアルタイムのマルチプレイヤーサーバーは要らないかもしれません。来場者がひとりずつ歩くギャラリーなら、数分で作れて、どのスマホでも開けて、公開し続ける費用もほとんどかかりません。だからサブスクも要らないのです。
Xibit360はまさにそういうサービスです。作品をアップロードし、テーマと間取りを選んで公開するだけ。照明も仕上げも整った部屋が、あなたが閉じるまで開いています。
費用を時間で比べる
20点の展示を公開し続ける場合で比べます。
- Hubs Community Edition:推奨される最小のサーバーで月38ドルほど。ドメインとメールの費用は別です。
- Xibit360:無料の部屋(5点)に展示室を1つ(15点)足して、25ドルの1回払いです。
20点の展示を公開し続けた最初の24か月の支払い総額(米ドル)。横軸は月数。Hubsの数字は、Hubs Foundationが示す最小サーバーの目安(月38ドルほど)を使い、ドメインとメールの費用は含めていません。
| 公開した月数 | Xibit360 | Hubsを自分で運用(月38ドルほど) |
|---|---|---|
| 1 | $25 | $38 |
| 3 | $25 | $114 |
| 6 | $25 | $228 |
| 12 | $25 | $456 |
| 24 | $25 | $912 |
| 36 | $25 | $1,368 |
Xibit360は1か月目から安くなります。 最小のHubsサーバーを3年動かすと、Xibit360より約1,340ドル多くかかります。セットアップと保守の手間は含めずに、です。
並べて比べる
| Hubs Community Edition | Xibit360 | |
|---|---|---|
| 準備 | 自分のサーバー、コマンド操作、Blender/Spokeでの3D制作 | 作品をアップロードし、テーマを選んで公開 |
| 毎月の費用 | サーバー代 月$38〜 | なし |
| 20点の展示 | 月$38ほど | 1回払いで$25 |
| 複数人での同時入場・音声・アバター | あり | なし |
| VRヘッドセット | あり | なし |
| スマホの来場者 | 最近の端末ならほぼ対応 | リンク1つでスマホのブラウザから開ける |
| 作品の見せ方 | 部屋の作り次第 | 最大1,600px、ギャラリー照明、作品ごとの額縁とマット |
| 音声ガイド | 自分で音声ファイルを部屋に置く | 説明文を読み上げ(ガイドツアーでは自動で再生) |
| 保守 | 自分で | 私たちが |
展示そのものがライブイベント、たとえば人々がVRの中で語り合うオープニングなら、今もHubsが正解です。リンクを見つけた人がいつでも作品の中を歩けることが目的なら、展示専用のギャラリーのほうが、ずっと少ない費用と手間で実現できます。
Xibit360でできること
- 今日公開できる無料の部屋:作品5点、額縁は全種、カード登録なし、期限なし。
- 買い切りで広げられる:展示室の追加(15点)は25ドル、作品枠は1点3ドル、動画作品のためのビデオパスは20ドル。テーマは8ドル、間取りは5ドル、保存容量の追加は1GBで10ドル(100MBは無料で付いています)。
- サーバーも、セットアップも、アップデート作業も不要。
- 読み上げてくれるツアー:説明文を自然な声で読み上げます。部屋にはBGMも流せます。
- どこにでも共有できる:リンク1つ、サイトへの埋め込み、SNS向けの紹介動画、カタログ。
- 作品がAIの学習に使われることはありません。
授業やグループ展を計画しているなら、オンライン卒業制作展のガイドもどうぞ。すべての選択肢はアーティスト向けバーチャルギャラリーの比較で比べられます。
よくある質問
Mozilla Hubsは終了したのですか? はい。Mozillaは2024年5月31日にHubsのサービスを終了しました。オープンソースのコードは、自分で動かすCommunity EditionとしてHubs Foundationに引き継がれています。
Mozilla Hubsは今も無料で使えますか? ソフトウェア自体は無料のオープンソースですが、自分のサーバーで動かす必要があります。Hubs Foundationは、サーバー代を最低でも月38ドルほどと見積もっています。
アート展示のための、いちばん簡単なMozilla Hubsの代わりは? 複数人での同時入場が要らないなら、展示のために作られたブラウザのギャラリーがいちばん簡単です。Xibit360なら作品5点の無料の部屋を数分で公開でき、20点の展示も25ドルの1回払いです。
スマホで動くMozilla Hubsの代わりはありますか? はい。Xibit360の部屋はリンク1つでスマホのブラウザから開き、インストールは要りません。
今日、展示を公開する
デモギャラリーを歩いてから、無料の部屋を作ってください。サーバーもコマンド操作も、毎月の請求もありません。
事実と引用は、2026年10月6日にHubs Foundationのサイトとドキュメント、報道で確認しました。
